相性表は一行で読み解ける
ポケモンのタイプ相性表は18×18の表です。左に攻撃タイプ、上に防御タイプが並び、交わったマスにダメージ倍率が入ります。値は×2(効果はばつぐん)、×1(等倍)、×0.5(効果はいまひとつ)、×0(無効)の4種類だけです。マスにカーソルを合わせるかタップすれば、その相性が表の下に文章で表示されるので、記号を読み解く必要はありません。
相性表の内部データには、等倍以外の関係だけを保存しています。そのため表は常に正確です。すべてのマスが同じルールから計算されるので、表と下の計算機の結果が食い違うことはありません。
数字で見るタイプ相性表
攻撃タイプとして最も強いのはどれかと尋ねれば、表ははっきりした答えを返します。かくとうとじめんが同率で首位になり、どちらも5タイプに×2を取れます。続いて、いわ・ほのお・こおりが4タイプずつです。ただし、こうした強力なタイプにも穴があります。ゴーストはかくとうを素通りし、ひこうはじめんを無視します。そしてこの2つの穴のあいだに、ゲームで最も多い防御側の組み合わせが収まっています。攻撃タイプを1つだけに頼るパーティは、どこかで必ず崩れます。
穴が見えるのは防御側の列です。こおりは耐性が最も薄く、4タイプに弱点を突かれ、耐えられるのは自分自身の1つだけです。いわとくさは5つの弱点で並んで最下位です。反対に、はがねは18タイプのうち10を受け流し、どくは完全に無効にします。ゴーストが怖いのはゴーストとあくだけで、ノーマルとかくとうは自由に受けられる相手です。
そのタイプを強いと判断する前に、両方の列を見てください。 パーティ編成 が6枠すべてに同じ確認を行います。5タイプに効く攻撃でも、1つの無効で止まるなら、それは補完ではなく穴です。
タイプの弱点を数秒で確認
表の下にある18枚のタイプカードで、このページはそのまま弱点の早見表になります。各カードには、そのタイプが何に弱く、何に耐え、何を無効にするかが並びます。はがねは10タイプに耐えてどくを無効にし、じめんはでんきを無効にし、ゴーストはノーマルに一切通じません。「このタイプに効くのは何か」という問いに、カード1枚で即座に答えられます。レイドやジム戦、対戦の前にこそ、見ておきたい情報です。
タイプカードと合わせて見たいのは、 ポケモン性格表 そして 色違いの出現率 のページです。よい相性を、しっかり育てた1匹に変えてくれます。性格の表で能力の配分を選び、確率のページで厳選の計画を立て、この表でチーム全員のダメージ計算を確かめられます。
図鑑全体で数えた複合弱点
全国図鑑のすべての姿を表に通すと、1つの数字が出ます。このデータセットの1,351種類のうち、267種類が×4を受ける複合弱点を少なくとも1つ持っています。5匹に1匹です。
こおりは、このサイトで最も多くの複合弱点の原因になっています。カイリュー系やガブリアス系からドダイトス、グライガーまで、44種類がこおりから×4を受けます。続いてじめんが40、いわが33です。
組み合わせ単位で見ると、むし/ひこうはゲームで最も狙われやすい複合タイプです。バタフリーからストライク、ビビヨンまで15種類がこの組み合わせで、そのすべてが岩わざから×4を受けます。みず/いわ、ドラゴン/じめん、みず/じめんも、それぞれ10種類以上が同じ立場にあります。
メガシンカの中には、進化のときにタイプが変わるものがあります。メガボスゴドラは岩タイプを完全に失い、表の読み方もそれに合わせて変わります。メガシンカした姿を一通り引きたいときは、 ランダムメガシンカ がそうしたメガシンカをすべて取りそろえています。
複合タイプのダメージを正確に計算
ポケモンの多くはタイプを2つ持つので、実際に役立つのは計算機のほうです。攻撃タイプを1つ、防御タイプを1つか2つ選ぶと、それぞれの相性を掛け合わせた結果が出ます。ほのお対みず/はがねは×0.5 × ×0.5 = ×0.25、こおり対ドラゴン/ひこうは×2 × ×2 = ×4、でんき対みず/じめんは×0です。無効はほかのどのルールよりも優先されます。×4や×0.25という結果は、ほぼそのまま勝敗を決めます。わざを選ぶ前に確認する習慣をつけておきたいところです。
この穴をふさぐチームを組みたいなら、ポケモンチームピッカーが手持ち全体の防御範囲を一枚の表にしてくれます。そして、 Random Pokemon Generator が評価・相性マトリクス・弱点の警告を添えて1匹を選んでくれます。タイプをもっと気楽に楽しみたいなら、 タイプ別お気に入り が18タイプそれぞれのお気に入りを1匹ずつ選び、1枚の画像として書き出します。
暗記しなくても使えるようになる
324マスを暗記している人はいませんし、覚える必要もありません。3つのルールでほぼ足ります。1つ目は、みずはほのおに強く、ほのおはくさに強く、くさはみずに強いという関係です。最初の3匹の三角形が、表全体の骨格になっています。2つ目は、じめん・かくとう・いわの3タイプが図鑑の大半に対して攻撃面で強いこと。3つ目は、変わった関係を意識して覚えておくことです。ノーマルはゴーストに通じず、でんきはじめんに通じず、フェアリーはドラゴンを一方的に受け止めます。
相性で驚くことがまだあるなら、それがこの表の役目です。10秒スクロールするほうが、1分悩むより確実です。何試合かこなせば、パターンは自然に頭に残ります。多くのプレイヤーは不完全な知識のまま遊んできました。上達するのは、意外な結果のあとに面倒がらずに表を見返す人です。
覚えておきたい3つの相性
解説記事は表の読み方を教えてくれますが、いくつかの相性は体で覚えるものです。次の3つは、考えなくても言えるようにしておきたいところです。
ガブリアスとこおりの関係です。ドラゴンはこおりから×2、じめんもこおりから×2を受けるので、表はその2つを掛け合わせて×4を返します。ガブリアスに向けたれいとうビームは脅しではなく、カウントダウンです。複合タイプの2つが同じ弱点を持つとき、ダメージはさらに倍になります。色違いを狙うときの確率は、ポケモン色違い確率のページにまとめています。ただし、普通のガブリアスと見分ける問題は、この表では解けません。
エアームドとじめんの関係です。はがねタイプはじめんが弱点ですが、エアームドはじめんをまったく気にしません。ひこうがじめんを無効にするからです。0に何を掛けても0です。無効は弱点をそのまま消してしまい、「何に耐えられるか」は「何が怖いか」と同じくらい大事になります。
ゴーストタイプと、ノーマル・かくとうの関係です。ゲームで最もよく使われる攻撃タイプのうち2つが、ゴーストにはまったく通じません。のしかかりやインファイトを読んだとき、ゴーストが最も安全な交代先になるのはそのためです。逃げ道もはっきりしています。あくタイプとゴーストタイプのわざなら、確実に弱点を突けます。インファイトをゴーストで受け止められたら、次に浮かぶ疑問は決まっています。このゴーストは何が怖いのか、です。
表から実際のバトルへ
タイプの知識は、このサイトのほかのツールすべての土台になります。ランダムな6匹のチームを作りたいなら、 ランダム選出で1匹ずつ選び、次は ポケモンルーレット を回して印象的な一体を選ぶのもいいですね。ルールを決めて旅を始めるなら、 ヌズロック編成 が便利です。そして、自分のチームが実際に何を耐えられるのか確かめたくなったら、このページに戻ってきてください。ポケモンチャンピオンズを遊ぶ人も、同じ確認をより少ない手持ちで行います。そのときは、 チャンピオンズ編成 が、レギュレーションM-Cの採用ポケモンと相性を1つの表にまとめてくれます。気軽に遊びたいときは、 Smash or Pass と このポケモンだあれ? といったゲームは、同じ相性の知識を手軽な遊びに変えてくれます。
1匹のポケモンを深く知りたいときは、 個体値計算 がステータスの裏にある隠し値を割り出し、 ランダム名前生成 がニックネームを付けてくれます。もっと詳しい解説や計算の話は、 ブログにまとめてあります。どのタイプを軸にチームを組むか迷ったら、 ランダムタイプ生成ツール がタイプのルーレットを回してくれます。